よむ介護

介護を通じて考えたことを書いていきます。

高みをつねに目指すということ

最近なんだか怒りっぽいような気がする。思わずイライラするわ~って口に出しちゃうことあるし。暑いせいかなあ。いや、ちょっと頭が冴えているせいかもしれない。



いろいろなところが目につく。それじゃあダメっていうところが。もちろん、だからこそ思うのだけど、自分自身のダメダメ加減もまた、言い出したら切りがない。



誰かが言っていた。つねに完璧を目指して仕事はしなければいけない。そんなの無理? 目指すだけならできるよね、という心構えの話。



プロの定義はさまざまだけど、経験を重ね良い仕事をしようと思えば必然的に完璧のハードルは高くなる。それこそが、評価されるための条件だと思うけど、もうそのハードルにどうやったら近づけるのかを考えると、先が見えないなあと思うことの方が多い。そういうところからイノベーションって起こるのかもしれないけど。



ポッと出の新人をいくら丹精込めて鍛えても、限界はある。これははっきりしている。それをフォローするために、マニュアルやらルールがあるわけだけど、たとえばそのマニュアルをどうやって習得し順守させるかという部分まで教育しなければ、そうした形式的なものは意味をなさない。だけど、守らないやつらがいるのだよね・・・もう、道徳をどう教えるかみたいな世界。



最終的には人間性が云々とかいうことになって、もうこのへんになるとうんざりしてくるんだけど、利用者のことならいろいろ考えられるのに、職場環境の改善となるとその情熱はまるでなくなるのは、やはりもう自分の限界というべきなのかな。



よし、エネルギーの処し方をもう一度考えよう。怒ってるだけじゃ、何も始まらん。