よむ介護

介護を通じて考えたことを書いていきます。

ユニットケア

時間を有効に使うことについて

昔いっしょに働いていたベテランの同僚がいて、その人はとにかく仕事が早かった。年齢から考えるとびっくりするほどにパワフルで、そのスピード感が時に利用者中心の逆を行くようで怖いほどだった。 その人がある時言った言葉がとても印象的だった。その人は…

カルピスとアルマイトのヤカンの思い出

これも幼い頃の話。わたしが幼稚園生の頃、どこかの施設に訪問するという機会があった。いわゆる「慰問」というやつだけど、当時は何のことかわかっていなかったし、その記憶も非常におぼろげなものだ。 幼稚園からとある老人ホーム(だと思う)へ歩いて行っ…

夜勤労働をめぐる攻防

メーデーなので労働について何か書こうと思っていたら、すでに日をまたいでしまっていた。替りに、こんな夜中に書くに相応しいテーマを思いついたのでメモ程度に。それは、夜勤について。 個人的なことだけど、最近、夜勤がそれなりに身体に負担に感じるよう…

幻想の中身こそ問われている!

先日に引き続き、ユニットケアについて書かれた本を取り上げます。本をたくさん出しておられ、なおかつ辛口トークでも知られる高口光子さんの本です。 ユニットケアという幻想―介護の中身こそ問われている 作者: 高口光子 出版社/メーカー: 雲母書房 発売日:…

その歴史を伝えるということ

こんにちは。 今回はユニットケアについて書かれた本を一冊ご紹介します。しかも、ちょっと前の本なので、いまならもっといろいろな本が出ているよ、という中での紹介です。 それは至誠ホーム出版会編『ユニットケアはいかにして創られてきたか』(中央法規…