よむ介護

介護を通じて考えたことを書いていきます。

施設運営

代替案を出せ、と言える特権

最近、またうちの組織が地殻変動を起こしつつあって、一時期の安定感はどこにいった状態になりつつある。その責任は経営者にしかないと思うけど、良い意味で変わっていこうという気概がないのがツライ状況ではある。 まあ、いまだにどういう組織になりたいか…

学歴なるものについて

この業界において、少なくとも資格と関連付けるなら三福祉士(社会、精神保健、介護)のうち介護以外の2つに「大卒」という学歴が必要だ。それがなくても取れるルートは用意されているが、今時そのルートを通る人がいるのかどうか、わたしにはわからない。 …

深くて長いトンネル

いまさらだけど、何度でも考える必要があると思うので。 まず、誰にでもできるものではないと思う。当たり前だけど、これはそう。家族がしていることもあるけど、それとこれとは違う。不謹慎な言い方だけど、看取ったら終わり、などということはない。次に待…

幻想の中身こそ問われている!

先日に引き続き、ユニットケアについて書かれた本を取り上げます。本をたくさん出しておられ、なおかつ辛口トークでも知られる高口光子さんの本です。 ユニットケアという幻想―介護の中身こそ問われている 作者: 高口光子 出版社/メーカー: 雲母書房 発売日:…

その歴史を伝えるということ

こんにちは。 今回はユニットケアについて書かれた本を一冊ご紹介します。しかも、ちょっと前の本なので、いまならもっといろいろな本が出ているよ、という中での紹介です。 それは至誠ホーム出版会編『ユニットケアはいかにして創られてきたか』(中央法規…