仕事
最近、思考の停滞が著しく、あまりまとまらないことをが多いのだけど、いまの時期なので少し書き残しておく。 介護の仕事にはいろいろな側面があるが、典型的なもの、いわゆる身体介護と呼ばれるものの中に「入浴」がある。お風呂に入るということ、これに人…
あまり良いこととは思えないのだが、現在のわたしの部下には二十歳前後の若者が多い。そう一口に言っても、ここにたどり着くまでの経緯も個性もみんなバラバラだから、あまり一括りには考えないのだけど、おそらくひとまとまりに考えざるを得ないことという…
昔いっしょに働いていたベテランの同僚がいて、その人はとにかく仕事が早かった。年齢から考えるとびっくりするほどにパワフルで、そのスピード感が時に利用者中心の逆を行くようで怖いほどだった。 その人がある時言った言葉がとても印象的だった。その人は…
いまさらながら考える機会が多い。介護職員としての輝かしい姿を想像しながら、現実とのギャップを冷静に見据えながら、試行錯誤の日々が続く。 何か物足りなさを感じる新人職員をいま一歩引き上げるために、いまの段階でどこを強化していくべきなのか、ある…
職場内で「独り立ち」という表現がある。つまり、一人での勤務=夜勤ができるようになることを意味している。これは、ユニット型の施設ならではの言い方かもしれない(従来型だとワンフロアを複数人で夜勤をするのが普通なので)。 夜勤が出来るための前提は…
メーデーなので労働について何か書こうと思っていたら、すでに日をまたいでしまっていた。替りに、こんな夜中に書くに相応しいテーマを思いついたのでメモ程度に。それは、夜勤について。 個人的なことだけど、最近、夜勤がそれなりに身体に負担に感じるよう…
いまの時代、なにもないところから何かを生み出すということはできないのだろう。 昨日やっていた番組で、イノベーションの前提は生活や仕事の基礎なり基盤が安定していることだという話を誰かがしていた。それを聞いて、わたしはその前提とされる安定がいか…
いまさらだけど、何度でも考える必要があると思うので。 まず、誰にでもできるものではないと思う。当たり前だけど、これはそう。家族がしていることもあるけど、それとこれとは違う。不謹慎な言い方だけど、看取ったら終わり、などということはない。次に待…
先日に引き続き、ユニットケアについて書かれた本を取り上げます。本をたくさん出しておられ、なおかつ辛口トークでも知られる高口光子さんの本です。 ユニットケアという幻想―介護の中身こそ問われている 作者: 高口光子 出版社/メーカー: 雲母書房 発売日:…
本日は、とある事情から生活相談員について勉強する必要が生じたので、そのことについて書かれた本をピックアップしました。梅沢佳裕さんの『生活相談員―その役割と仕事力』(雲母書房)という本です。 生活相談員―その役割と仕事力 作者: 梅沢佳裕 出版社/…
昔、わたしがまだ介護という仕事に興味を持ち始めてどうしようか考えていたぐらいのときの話。とある機会にある説明会に思い切って参加してみたんだけど、その時にどこの施設長だかわからないけど思い切って聞いたことがあったんですよね。 「介護っていろい…
寝て目が覚めて、ふと脳裏によぎったことがある。「しがみつくのは、たぶんよくない」ということ。 おそらく職場の中ではわたしは介護についてかなり熱心に勉強してる方やと思うけど(苦笑),仕事は趣味の延長ぐらいに捉えておかないと、自分がおそろしく仕…